以前ミッドフットシューズ(エントリーライン: https://midfoot-recovery.com/)をご愛用して頂いているお客様からお電話を頂きました。
その内容は、
『足底腱膜炎に悩まされていたけど、この靴を履いて症状が軽くなった』という事なのです。
実はお電話でのお客様だけでなく、以前からオンラインショップで購入された方からのレビューでも見受けられるのです。
投稿日時: 2021/12/17 23:16:39
踵骨棘のある足底筋膜炎の為、週2〜3日の立ち仕事をして帰宅した後はひと休憩すると踵が痛くて歩けない程でした。
ところがこの靴を履いて仕事した後は明らかに痛みが軽くなりました。踵から着地しない作りになっているとの事で
こんなに違うものかと驚きました。また購入したいと思いますが、デザインが増えてくれると嬉しいです。(原文ママ)
投稿日時: 2021/12/16 22:35:17
二足目を購入しました。
六月に履きはじめてから足底腱膜炎がだいぶよくなりました。
両足とも酷かったですが左はほぼ治りました。
一足目はグレーで、はじめ足首の履き口のところが硬く感じましたが半年履くとだいぶ馴染み気になりません。
二足目は黒にしました。もうすこししたらまた買い足すつもりです。
病院で専用のインソールをつくることも勧められましたが、両足で保険適用二万円近くかかることと
買い替えが必要になること、そのインソールに合わせた靴しか履けないことを考え悩んでるときに、
こちらの靴に出会いました。本当に感謝しています、ありがとうございました。(原文ママ)
このレビューはエントリーラインのオンラインショップからの抜粋ですが、同じような書き込みがあと3件ありました。
MIDFOOTは医療機器ではないので治癒したり、症状を和らげるものではありません。
あくまでも足に無駄な負担を欠けない歩行動作に誘導するものになります。
しかしお客様が嘘をついているようには全く感じないので、すごくこのレビューには関心が出てきました。
そこで今回は足底腱膜炎とミッドフットの歩行動作について、私なりの見解をまとめてみたのでご覧いただければ幸いです。
足底腱膜炎とは?
まず足底腱膜とは?ですが、足の裏には踵から足指の付け根を繋げる腱膜という平坦なシート状の線維組織があります。この腱膜は足裏に加わる衝撃を吸収するクッション的な役割を持ち、更には足を蹴りだす時の
エネルギーに転換する役割も担っています。また土踏まずのアーチの形を支える重要な部分でもあります。
足底腱膜炎(足底筋膜炎とも呼ばれます)は、過度な負担が掛かる事で腱膜に傷が入り、
炎症を起こして痛みが生じます。過度な負担がかかる原因としては主に以下の場合が多いです。
・陸上競技や長時間歩く事で繰り返し衝撃が足裏に加わる場合。
・立ち仕事によって常時足裏に負担が掛かり続けている場合。
・加齢により足のアーチが崩れ、腱膜の負担が大きくなる場合。
主な痛みと症状
荷重時に痛くなる箇所としては『踵に近いあたり』『中足部』『足指の付け根あたり』です。特に多い事例は、朝起きて直ぐに最初の一歩を踏み出した時に痛みが生じる時の様です。
初期段階では歩いているうちに痛みが治まる事があるので、そのままに放置する事が
多いのですが、痛みが慢性化する場合もあるので注意が必要です。
MIDFOOTで症状が軽減するのでしょうか?
ここからは考察になります。
上記の症状から考えるとMIDFOOTの歩き方が足底腱膜炎すべての人に適しているとは
言い切れないと思います。MIDFOOTシューズは『かかと接地を最小限にする』のが特徴です。
これによりブレーキング効果も少なくなり、かかと一点集中で加わる衝撃は比較的小さくなります。
これらの事から『踵に近いあたり』に痛みを感じる方は症状が改善する可能性はあるかと考えます。
下記データは一般の靴とMIDFOOTシューズの歩行データです。縦軸が着地時の衝撃、
横軸が歩行動作の時間経過です。これを見るとMIDFOOTシューズの方が足に加わる
衝撃時間が短いことが分かります。それと着地〜歩き出しの切り替えが早いことも言えます。
その場合は足裏に衝撃が蓄積する時間も少ないと考えられるので、足裏への負担軽減、
すなわち足底腱膜への負担も軽くなっている事が言えるかもしれません。
歩く事は日常生活では決して切り離す事が出来ない事です。
足のトラブルを抱えてしまう事で毎日の生活が一変してしまうかもしれません。
そんな時にこのMIDFOOTシューズが歩く手助けになり、『歩けない不安』を解消し
『歩く事の楽しさ』を一人でも多くの方にお伝え出来ればと考えております。
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